品質方針
○みんなで幸せになろう。
○次工程に喜んでもらえる仕事をしよう。
○地域社会から愛される企業になろう。
第1章 システム概要
序文
当社は、持続可能な発展への取り組みの為の安定した基盤作りと、経営活動全体のパフォーマンスを改善する為に、
ISO9001:2015品質マネジメントシステムの採用を決定した。当社は品質マネジメントシステムを実践する事で、顧客満足を向上させ、顧客が要求する製品及びサービスを一貫して提供できる体制を構築し、会社及び各部門の目標に対するリスクに備える組織の基盤を作る。
当社の品質マネジメントにおいては、PDCAサイクルに⑤リーダーシップ⑥計画⑦支援8運用⑨パフォーマンス評価⑩改善を要求として加え、社員全員が積極的に参加するシステムの運用を目指す。顧客重視の姿勢で社会や変化にも対応し、永続的に発展し続ける企業を目指す。
ご挨拶
当社は昭和51年に厚板鋼板の精密溶断加工の分野で協同組合岡山鉄工センター内に創業し、今年で45周年目を迎える事ができました。これも偏にご贔屓を戴いております沢山のお客様と、共に働いて来た従業員のお陰であると、感謝しております。
これまでもオイルショック、造船不況、円高不況、バブル崩壊、リーマンショック等、数々の不況時には従業員と手を携えて耐え忍び、好況時にはお客様と従業員とで共に必死になって生産量の拡大に努めて参りました。
日本国内の景気だけでなく海外の景気動向や為替等による外的要因によって経営環境が左右される現代の経営環境において『不況にも耐えられる企業』『お客様から頼りにされる企業』そして『お客様の面倒を解決できる企業』を目指して「図面展開」「溶断」「製缶前機械加工」「製缶・溶接」と、製造プロセスにおける上工程から下工程へと加工の内製化を進めて参りました。
鉄と酸素との酸化還元反応で厚板鋼板を切断する技術は、NC制御技術やプラズマ切断やレーザー切断等の先端技術が発展した現代においても変わることの無い、掛け替えの無いローテク技術であります。当社においては最新の技術を導入すると共に、溶断ローテク技術の次世代への継承も先輩社員から後輩社員へと行っており、小ロット、多品種少量生産、短納期にも対応する機動力と、高品質な量産を可能にした生産能力を研鑽し、お客様からの要望に応えられる体制を維持しております。
鉄鋼業界に携わる企業として、地域社会への還元と、お客様への貢献と、従業員とその家族の幸せを願い、「みんなで幸せになろう!」「次工程に喜んでもらえる仕事をしよう!」「地域社会に愛される企業になろう!」の3つのスローガンを経営理念及び品質目標として掲げて取組んでいます。
どうぞ、今後とも和岡鋼業にご期待戴き、より一層の御指導と御鞭撻を賜りますように、お願い申し上げます。
令和3年4月1日
代表取締役社長 松永博行
沿革
≪沿革≫ | |
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昭和51年10月 |
岡山市今保48番地に資本金800万円にて設立。 代表取締役に松永龍雄就任。 農機具メーカー向けにガス溶断による切板の供給を開始。 |
昭和52年 7月 | 資本金1000万円に増資。 |
昭和55年 5月 | 資本金2000万円に増資。 |
平成 2年12月 | 資本金5000万円に増資。 |
平成 6年 2月 | 代表取締役に松永行雄就任。 |
平成 8年 7月 | 新本社完成。 |
平成 9年 3月 | 新工場完成。 |
平成20年 6月 | 260Aプラズマ切断機増設。 |
平成18年10月 | 和岡鋼材(上海)有限公司設立。 |
平成19年 4月 | ワコーエステイト株式会社設立。 |
平成21年 4月 | 和岡鋼材(上海)有限公司閉鎖。 |
平成22年10月 | 上海和光国際貿易有限公司に出資。 |
平成23年 4月 | ISO9001品質マネジメントシステム認証取得。 |
平成23年 5月 | |
平成23年11月 |
代表取締役会長に松永行雄就任。 代表取締役社長に松永博行就任。 |
平成24年12月 |
本社工場にて20tクレーンを20/7.5t親子クレーンに改造、 製缶用定盤(4,800×11,000)を設置し、溶接事業開始。 |
平成25年 7月 | 本社工場に100kw太陽光発電機を設置。 |
平成25年10月 | 第2工場設立。建機用特殊バケットの製作を開始。 |
平成25年11月 | 溶接工事会社 株式会社OTKに出資。 |
平成26年 9月 |
平成25年度補正予算 『中小企業・小規模事業者 ものづくり・ 商業・サービス革新事業』の補助金を受けて、400Aプラズマ切断機を増設。 |
平成26年11月 | 株式会社大成テックに出資。 |
平成27年 4月 | 第2工場に機械加工設備を導入し、機械加工課設立。 |
平成27年 6月 | |
平成28年11月 | 岡山県知事より経営革新計画の承認書を取得。 |
平成28年12月 | 中国経済産業局より経営力向上計画の認定取得。 |
平成30年10月 | 取締役会長に松永行雄就任。 |
平成30年12月 | 株式会社大成テックへの出資解消。 |
会社案内
≪会社概要≫ | |
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会社名 | 和岡鋼業株式会社(わこうこうぎょうかぶしきがいしゃ) |
所在地 | 岡山県岡山市今保48番地(協同組合岡山鉄工センター内) |
代表者 | 代表取締役社長 松永博行 |
資本金 | 5000万円 |
設立 | 昭和51年(1976年)10月 |
役員数 | 6名 |
従業員数 | 29名 |
認証 | ISO9001:2015品質マネジメントシステム (№:JP28743-Q-3) |
使用材料 |
JFEスチール 中部鋼鈑 現代製鉄 |
主要販売先 |
株式会社日阪製作所 JFEプラントエンジ株式会社 JFE商事株式会社 大栄鋼業株式会社 金剛産業株式会社 東洋重機工業株式会社 株式会社ダイチュウ |
関連会社 |
株式会社ワコーエステイト 株式会社OTK |
主要設備
≪主要設備≫ | |
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<本社工場> | |
切断機 |
400Aプラズマ切断機(3,000×12,000 板厚6~50㎜)1台 300Aプラズマ切断機(2,500×12,000 板厚6~36㎜)1台 門型NCガス切断機(4,600×17,000 板厚9~150㎜)軌条に2台 NCガス切断機(2,000×6,000 板厚9~500㎜)4台 半自動切断機 直線切5台、円切1台 |
開先加工機 |
HVK3000 1台 FVK-40C 1台 自走式メントラー 3台 |
天井クレーン |
20/7.5 トン 親子クレーン 1台 15.0 トン 1台 10.0 トン 3台 7.5 トン 1台 1.0 トン 2台 2.8 トン 3台 |
歪み矯正プレス |
500 トン 1台 300 トン 1台 100 トン 1台 |
溶接機 | 半自動溶接機 4台 |
製缶定盤 | 4.8m×12.0m 1枚 |
<第2工場 溶接課> | |
溶接機 |
半自動溶接機 4台 TIG溶接機 1台 |
天井クレーン |
2.8 トン 2台 2.0 トンジブクレーン 4台 |
製缶定盤 |
1.8m×4m 1枚 1.5m×2.5m 2枚 1.5m×3.0m 1枚 2.5m×7.0m 1枚 4.9m×8.5m 1枚 |
<第2工場 機械加工課> | |
機械設備 |
NC旋盤(10インチチャック) 2台 マシニングセンタ(450×900 BT40番) 1台 マシニングセンタ(560×1050 BT50番) 1台 ドリルマシン(1,000×2,000 板厚100㎜) 1台 ベンディングロール(16×300) 1台 天井クレーン 500kg ジブクレーン 500kg 2台 |
<その他>
酸素タンク、消火設備など
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